酸化防止剤無添加「完熟 信州産コンコード2025」を飲んでみた|味や甘さをレビュー
最近、酸化防止剤無添加の日本ワインをいろいろ試しています。今回飲んでみたのは、株式会社アルプスの「完熟 信州産コンコード2025」。信州産の完熟コンコードぶどうを100%使用した、2025年の新酒です。
「コンコードのワインってどんな味?」「甘口?辛口?」「酸化防止剤無添加のワインを飲んでみたい」という方に向けて、商品の特徴と実際に飲んでみた印象を紹介します。
完熟 信州産コンコード2025とは?
「完熟 信州産コンコード2025」は、長野県塩尻市に本社を置く株式会社アルプスが造る赤ワインです。

2025年に収穫された信州産の完熟コンコードぶどうを100%使用し、酸化防止剤を使用せずに造られた赤ワインです。海外産ぶどう果汁を使った国内製造ワインではなく、日本で収穫されたぶどうから造られた「日本ワイン」である点もポイント。
- 種類:赤ワイン
- 原料ぶどう:コンコード(信州産100%)
- ぶどう産地:長野県
- 味わい:やや甘口
- 酸化防止剤:無添加
- アルコール度数:12%
- 内容量:720ml
- 参考価格:1,815円(税込)※アルプスワイン公式サイトより
2025年の完熟コンコードを使った新酒
このワインの大きな特徴が、2025年に収穫された完熟コンコードぶどうを使った「新酒」であることです。メーカーによると、2025年は天候に恵まれて降雨量も少なく、お盆以降の寒暖差によって色付きがよく、糖度の高いぶどうが収穫できたとのこと。ヴィンテージを意識するような高級ワインとはまた違い、その年に収穫されたぶどうの味わいを気軽に楽しめるのが魅力です。
コンコードってどんなぶどう?
コンコードは、香りが豊かで果実味を感じやすいぶどう品種です。長野県塩尻市周辺では古くから栽培されており、株式会社アルプスでもコンコードは主要品種のひとつです。
ワインにすると、ぶどうらしい華やかな香りや果実感を楽しみやすく、赤ワインに慣れていない方にも比較的親しみやすいタイプ。カベルネ・ソーヴィニヨンなどの渋味や重厚感を楽しむワインとは少し違い、「ぶどうそのものの果実感を楽しみたい」という方に向いています。
完熟 信州産コンコード2025を飲んでみた

グラスに注ぐと、赤紫色の濃い色合い。見た目はしっかりとした赤ワインですが、飲み口は果実感があり、重たい赤ワインとはまた違った印象です。
やや甘口で、ぶどうの果実味を楽しみやすい
メーカー表記どおり「やや甘口」で、辛口の赤ワインのような渋味を前面に感じるタイプではなく、コンコードらしいぶどうの果実感を楽しみやすい味わい。「赤ワインは渋くて苦手」という方でも試しやすそうです。一方で、ジュースのように甘いわけではなく、ワインとしての風味もきちんと感じられます。
フレッシュな新酒らしさも魅力
このワインは2025年収穫のぶどうを使った新酒なので、熟成した赤ワインとは違ったフレッシュさがあります。複雑さや重厚感をじっくり楽しむというより、ぶどうの果実味をそのまま楽しむような感覚で飲みやすい一本だと思いました。
実際のクチコミをチェックしてみた
※2025年新酒はリリース直後のためクチコミがまだ少なく、ここでは同シリーズ「信州コンコード」の従来品に寄せられたレビューもあわせて参考にしています。
良い評価の声
- 酸化防止剤不使用の国産ワインを選んで飲んでいる人からは、素人でも飲みやすく、リピートしたいという声
- 国産らしいフルーティーさを評価する声
- アルコール特有のクセをあまり感じず、果実感を「贅沢なぶどうジュースのよう」と表現する声
- 悪酔いしにくいと感じ、無添加である点を評価する声
気になる点として挙がっていた声
- 渋みは少ないものの、酸味を強めに感じたという声
- 香りの華やかさについては、あまり感じられなかったという声(個人の感じ方による部分もありそう)
- 「中口」や「やや甘口」表記に対して、実際にはもっと甘く感じたという声
- コクや飲みごたえについて、やや物足りなく感じたという声
全体としては「飲みやすい」「果実感がある」という好意的な声が多い一方、酸味や甘さの感じ方には個人差が出やすいワインのようです。渋味の強い辛口赤ワインに慣れている方はコクを物足りなく感じる可能性がある点は、購入前に知っておきたいポイントです。
酸化防止剤無添加なのも選んだ理由
ワインは品質を安定させたり酸化を防いだりするために、酸化防止剤(亜硫酸塩)が使われることがあります。亜硫酸塩入りのワインが危険というわけではありませんが、最近は日本ワインを選ぶなら酸化防止剤無添加の商品も積極的に試すようにしています。「信州産ぶどう100%」「酸化防止剤無添加」という、最近気になっているポイントを両方満たしているのがうれしいところです。
ブラッククイーンとの違いは?
以前飲んだ同じ株式会社アルプスの「酸化防止剤無添加 信州ブラッククイーン」は、果実味がありながら後味にしっかりとした酸味を感じる「やや辛口」でした。一方、今回の完熟コンコード2025は「やや甘口」。赤ワインらしい酸味を楽しみたいならブラッククイーン、ぶどうの果実感や甘みを楽しみたいならコンコード、と選び分けるとよさそうです。
どんな料理やおつまみに合いそう?
やや甘口で果実味のあるコンコードは、塩気のあるチーズや生ハムと合わせやすいタイプ。株式会社アルプスでは同シリーズの信州コンコードについて干し柿とのペアリングも紹介しており、干し柿の凝縮した甘みとコンコードの果実味・やわらかな渋味がよく合うとのことです。食後にチーズやドライフルーツと一緒にゆっくり飲むのもおすすめです。
こんな人におすすめ・こんな人には合わないかも
おすすめしたい人
- 酸化防止剤無添加のワインを探している
- 信州産ぶどう100%の日本ワインを気軽に楽しみたい
- 辛口より少し甘みのある赤ワインが好き
- 渋味の強い赤ワインが苦手
- その年に収穫されたぶどうを使った新酒を飲んでみたい
向かないかもしれない人
- タンニンの強い重厚な赤ワインが好き
- 完全な辛口を好む(クチコミでも甘さを感じたという声あり)
- しっかりしたコクや飲みごたえを重視する(クチコミでは物足りなさを挙げる声も)
まとめ|信州産完熟コンコードの果実味を楽しめる日本ワイン
「完熟 信州産コンコード2025」は、2025年収穫の信州産完熟コンコードぶどうを100%使用し、酸化防止剤無添加で造られた日本ワインです。やや甘口で渋味の強い赤ワインが苦手な方にも飲みやすく、クチコミでも「飲みやすい」「果実感がある」という声が多く見られました。一方で、酸味やコクの感じ方には個人差があるようなので、その点は購入前に押さえておくと安心です。同じ酸化防止剤無添加シリーズのブラッククイーンとはまた違った味わいなので、飲み比べてみるのもおすすめです。
