カステラを焼き上げたラスキュや黒船どら焼きが有名な、和菓子店「黒船」。テイクアウト専門店のみかと思いきや、「黒船 自由が丘本店」ではイートインが可能なカフェ「café COCOOCEN」も併設されています。さらに、そのカフェ店ではお昼ご飯も食べれます。そこで黒船の「café COCOOCEN」でランチしてきましたので実食レポートします。
「café COCOOCEN」は、2021年2月1日より休業中とのこと。テイクアウトの黒船は通常営業しております。
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※「café COCOOCEN」が再開!2022年6月に再訪し、「コクセンムスビ」を実食してきました。その模様をレポートしています。
黒船とは
カステラを焼き上げたラスキュや黒船どら焼きが有名な、和菓子店の「黒船」。
コンセプトは、”つくりたてをつくりたくて”
たしかに、自由が丘本店では甘い良い匂いが漂っていました。それは、自由が丘本店では工房で作ったつくりたてのお菓子を販売しているから。工房を併設しているのは自由が丘本店と南堀江店のみ。また、自由が丘本店は唯一カフェが併設されており、つくりたてのお菓子を食べることが出来ます。本店ならではの特典が嬉しいですね。
黒船が作り出すお菓子はシンプル。シンプルだからこそ、素材にこだわりがあるとのこと。素材について下記の説明が公式サイトにて記載されていました。
こだわりの砂糖
北海道のてん菜(ビート、砂糖大根)を原料とした甜菜糖とさとうきびを原料とした上白糖を使用しております。さっぱりとした甘みとまろやかな風味が特徴の甜菜糖と、黒船カステラのしっとりさを出す上白糖。それぞれの美味しさを引き出せるよう独自にブレンドしています。
公式サイトより引用
こだわりの卵
安全・良質な卵を作るためには、鶏が健康で快適に生活できる環境づくりが大切です。鶏にストレスを与えないような鶏舎や、外部からの病気の侵入を防ぐ飼育管理に加え、自然豊かで夏も涼しい濃厚卵白のコシが強く、黒船カステラのふんわりとした食感に生かされています。
公式サイトより引用
こだわりの小麦粉
国産の小麦を使用しております。粒度を細かく均一に調整した小麦粉は、粘り気のないソフトな食感の黒船カステラに仕上がります。従来の国内産小麦粉では得られない、上品でしっとりとした口溶けを味わうことが出来ます。
公式サイトより引用
そんな黒船のお菓子が購入出来るお店は、自由が丘本店に、南堀江・銀座・新宿・横浜などなど各地域にあります。
黒船「café COCOOCEN」のカフェ店は
2Fにある「café COCOOCEN」。とてもスタイリッシュで随所に和を感じさせるオシャレなカフェ店でした。
壁・天井はコンクリートむき出しで、アクセントに一部の壁や天井に木材が等間隔で縦に並びます。奥はガラス張りで庭に笹の葉ような植物が置かれて開放的。
和を感じるモダン柄のソファに、床は黄緑のカーペット。真ん中には、抹茶を立てる器具が置いてます。
カップルというより、母親と一緒に行きたいお店ですね。
メニュー・価格
※2019年6月11日時点のメニュー表と価格です。
フード
ランチは2種類のみです。
メニュー | 単品 | ドリンクセット |
黒船ひるごはん | ¥1,500 | +¥200〜 |
おにぎりセット | ¥900 | ー |
スウィーツ
メニュー | 単品 | ドリンクセット |
MIRAIカステラ | ¥850 | ¥1,300 |
かき氷(いちご) | ¥900 | ¥1,300 |
かき氷(抹茶) | ¥950 | ¥1,300 |
黒船プレート | ¥850 | ¥1,300 |
玉茶丸 | ¥850 | ¥1,300 |
焙じ茶パフェ | ¥850 | ¥1,300 |
ブリュレバウム | ¥850 | ¥1,300 |
ドリンク
日本茶が各種揃っております。抹茶は¥950。それ以外は一律¥800です。
※セットメニューでドリンクを抹茶に選択した場合、200円加算になります。
- 煎茶
- 抹茶入り玄米茶
- 京番茶
- 梅番茶
- 抹茶
- 有機栽培ブレンドコーヒー(アイス/ホット)
- 有機栽培アメリカンコーヒー
- カフェオレ(アイス/ホット)
- アッサムティー(ホット)
- セイロンティー(アイス)
- 柚子サイダー
- オレンジジュース
黒船ひるごはんを実食レポート
※2021年6月23日時点、「黒船ひるごはん」がメニューから消えていました。とっても美味しかったので残念です。
黒船ひるごはんの内容
黒船ひるごはんは、数量限定のランチメニュー。お値段は1500円(税込)。月毎に提供される内容が変わります。筆者は実食したのは、2019年6月。メニューは以下でした。
- ささみのタラモアーモンド焼き
- 白いんげん豆とコーンのサラダ
- ナスの揚げびたし
- 厚揚げと3種類のきのこの和風マリネ
- ワカメと三つ葉のお味噌汁
- 雑穀ごはん
- 塩昆布
- 焙じ茶
さらに、この食事にデザートも付きます。デザートは3種類から選べます。選べる内容は、カステラ・どら焼き・ラスキュ。
どの商品も黒船で出している看板商品。黒船に来たからには、看板商品を食べたくなる筆者。ランチにデザートとして付いてくることが嬉しいです。
実食レビュー
お食事は、全体的に上品であっさりとした味付けでした。一品、一品の量は少ないですが、満腹度高いですね。
特にメインのおかずである、ささみのタラモアーモンド焼き。鶏ささみにタラモサラダとアーモンドをのせて焼きあげた一品です。
味は、あっさりとしていてアーモンドの食感がよく美味しかったですね。タラモサラダにじゃがいもが入っているため小さいサイズながらも食べ応えがありました。
黒船どら焼き
筆者が選んだスイーツは、黒船どら焼き。黒船どら焼きについて公式サイトには下記の説明がなされていました。
北海道十勝産小豆を使い、水にこだわり、素材の味を生かし炊き上げた餡を黒船自慢の皮で包みました。
公式サイトより引用
食後に登場した、どら焼き。皿に盛られ和菓子ピックフォークが付いてきて上品です。家でしたら手づかみでそのまま食べるところです。
手づかみに慣れている筆者は和菓子ピックフォークを使って、どら焼きを切り分けるのが難しかったですね。特にモチモチとした皮が切りづらい。
ですが、ここは自由が丘。オシャレなカフェですから、最後まで切り分けて食べましたよ。
味は、どら焼きの皮がモチモチしていて黒糖の甘みを感じました。そして、中に入っている粒あんの餡子が優しい甘みで豆がふっくらしていました。少し塩みを感じました。
抹茶玄米茶
+200円でドリンクも付けられます。ただし、昼ごはんに焙じ茶が付いてるので焙じ茶だけで良いかと思います。焙じ茶のお代わりを注いでくれますし。
ですが、抹茶入り玄米茶をあえて頼みました。せっかくなので!
玄米入り抹茶は、焙じ茶と違って急須とともに湯呑みに抹茶玄米茶を入れた状態で出してくれました。
お湯は、真ん中にある釜の湯からスタッフさんに入れて頂きました。焙じ茶よりも特別感がありますね。
抹茶入り玄米茶は2煎目までお代わり大丈夫とのことです。
また、御茶請けとして小さい塩昆布も一緒に出てきました。塩昆布は、塩昆布にレモンっぽい味付けがされていて珍しかったですね。
お茶の渋みが、どら焼きの甘みを洗い流して美味しかったです。どら焼きと日本茶はとっても合いますね。
「黒船 自由が丘本店」と「café COCOOCEN」の営業時間・定休日
黒船 自由が丘本店
【営業時間】10:00~19:00
【定休日】第1・3月曜日(祝日の場合は翌日)
café COCOOCEN
【営業時間】11:30〜18:30(L.O.18:00)
【定休日】月曜日(祝日の場合は翌日)
「黒船 自由が丘本店」と「café COCOOCEN」の行き方・アクセス
【住所】東京都目黒区自由が丘1-24-11
【交通アクセス】東急東横線・大井町線「自由ヶ丘駅」より徒歩4分
※黒船のカフェは、黒船SHOP店の2Fにあります。黒船SHOP店入り口の隣に暖簾がかかっております。暖簾をくぐると、左手にエレベーターがあります。そこから2Fへ行けます。
「黒船 自由が丘本店」と「café COCOOCEN」の支払い方法
現金はもちろんクレカも使えました。